−宝剣流星丸−
■コメント
宝の鍵である宝剣流星丸をめぐる争いの物語。
なかなか物語の出来はよく、読みやすく筋もとおっている。
この物語に登場する宝を狙う黒星十郎の所々に見せるまぬけっぷりに、
後に登場する代表作『まぼろし探偵』での黒星十郎の活躍を予感させるものがある。
■初出
若木書房 傑作漫画全集 127 (書き下ろし単行本 S30/12)
■連載期間・前半ストーリー
書き下ろし単行本 全127P(S30/12)
・第1話:あらしの夜
嵐の夜にがん兵があやしい外国の船を発見し、竜太郎に連絡する。
竜太郎が父の命で見に行くと船は爆発してしまう。
その後がん兵はいかにも怪しい(あやしすぎる)外国人2人組みを
発見し飛び掛るが返り討ちにされる。
・第2話:十年前の南蛮人
竜太郎が父に外国人の船が爆発したことを伝えると、父は10年前の
ことを話しだす。
幕府の隠密だった父と黒星十郎はあやしい南蛮人グレコの隠れ家
(というには豪華すぎる城)を発見しグレコを捕らえる。
しかし金に眼がくらんだ黒星十郎によってグレコを逃がされてしまう。
・第3話:さらわれた美穂
逃げたグレコと黒星だがグレコは黒星をだまし崖から落とす。
竜太郎の父は、グレコ達が逃げたことに気づきグレコの隠れ家に
引き返すがそこは湖となっていた。
それから四日後グレコは竜太郎の家に現れ妹である美穂をさらい
父にこの件から手を引けと告げてさる。
・第4話:あたらぬも八卦
ちどりの育ての親銀次はあたらない占い師を営んでいたが、黒星十郎、
オルテガと連続で剣についての占い依頼を受けおばかな回答をし、
打ちのめされる。
その後、ちどりに家にある剣とちどりを拾ったいきさつについて話す。
・第5話:あやしい古寺
・第6話:ふかあみ笠の男
・第7話:ふろしき包みをよこせ
・第8話:みずぜめ
・第9話:脱出
・第10話:みずうみへ出発
■登場人物
竜太郎 ・・・ 主人公、北町奉行所与力の子
ちどり ・・・ 実は主人公の妹
がん兵 ・・・ おばか
黒星十郎 ・・・ 少しまぬけだが、免許皆伝?らしい
オルテガ ・・・ 南蛮人、敵。かなりあやしい。
ドガ ・・・ オルテガの部下。原始人。
■関連作品(所有作品には写真をつけております。)
@若木書房 書き下ろし単行本(S30/12)
やはり初出の単行本で印刷が鮮明であり、カラー部分も多いので一番いい。
定価130円
若木書房 単行本 |
背部分 | 目次 |
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アップルBOX クリエイトD |
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